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2008年05月21日
新鋭ボーカリスト・カンノユウキさんのマキシが本日発売! ディレクターの佐藤ひろ美さんとともに意気込みを聞く
本日5月21日(水)、新鋭ボーカリスト・カンノユウキさんの
マキシシングル『Casting Dice』が発売されました。
TVアニメ『あまつき』のOPであるタイトル曲と、
カップリングに想いの詰まった「Love and Fate」を収録。
そして、これら2曲のサウンドディレクターは
人気ボーカリストとして知られる佐藤ひろ美さんが担当!
お2人に、歌への意気込みなどをうかがいました。
ちなみにこの日、佐藤さんは「インタビューがある」こと自体をスッポリ失念。
集合時間に電話をかけたら、
佐藤さん「ホエッ!? あ! 今日でしたっけ!? ギャー!! 収録終わって、いっぺん家帰っちゃったー!!」
とナイスなイベントを発生してくださいました。
佐藤さんの名誉のために申し上げますと、
これは本当に珍しいことです。逆にレアなイベントと遭遇できて、
ほくそ笑むインタビュアーなのだった、と!
先にカンノさんのインタビューを進めながら、
佐藤さん(慌ててこちらへ接近中)の到着を待ちます……。
また現在、フロンティアワークスのサイトでは
「Casting Dice」と「Love and Fate」の試聴版を公開中。
http://www.fwinc.co.jp/package/FCCM-0228.php
試聴版をかけながら、今回のインタビューを読んでいただけたら幸いです!
■カンノユウキさん、自己紹介。
――ではまず、自己紹介からお願いします。
カンノさん「なんだか、面接みたいですね(ニコ)。ロックンバナナ所属、7月17日生まれO型、かに座です」
――好きな食べ物は。
カンノさん「お菓子全般です。あと、好きな色は黒と白と銀、それからグレーです」
――……。
カンノさん「……以上……」
若様(フロンティアワークスA&R)「ホントに面接みたいじゃないですか。しっかりして下さいよインタビュアー」
――すみません。えーではカンノさん、好きな歌の方向性などを。
カンノさん「明るく元気いっぱいな曲よりは、心をグサッと刺されるような曲が好きですね。自分でも、その方向の曲を唄っていけたら嬉しいなとも思います……」
――……。
カンノさん「……以上……」
若様「インタビュアーッ!!」
――アーッ!!
■収録や歌についての感想
カンノさん「今回、ボーカルをやらせていただくことになって。早いうちから原作コミックスの『あまつき』を読んでイメージを固めて、ひろ美さんの指示をもとにたくさん練習して、収録に臨みました。そのおかげか収録自体は数時間で終わってしまって、「もう終わっちゃった、せつないな……」みたいな気分が残りましたね。「ああすればもっと良くなったかな」という課題? 宿題? みたいなものも私の中に生まれましたので、今後の収録ではさらによいものを出せるように頑張りたいと思います」
――曲についての感想も、お聞かせ下さい。
カンノさん「タイトル曲の「Casting Dice」は、原作の『あまつき』に漂うアジアンで優雅なイメージと、アニメのOPらしいアップテンポさもどっちも併せ持っていて、すごいなって思ったんですよ。アレンジが入ると曲の雰囲気がガラッと変わったりして、「曲作りの試行錯誤」とじかに接することができたのも幸せでした」
――カップリングの「Love and Fate」はいかがでしょう。
カンノさん「こちらは「Casting Dice」と雰囲気がガラリと変わって、アップテンポなロックでありながらも少し切ない感じが漂っている曲ですね。自分の得意分野なので、嬉しかったです。ひろ美さんからも「Love and Fate」はアニメの主題歌じゃなくてオリジナルだから、難しく考えすぎないでニュアンスを大切に! とアドバイスをいただきまして。普段の自分の歌をさらけ出す感じで、唄いました」
■ところで、佐藤さんをどう思う?
――ちょっと変化球的な質問ですが。カンノさんから佐藤さんを見て、どんな印象をお持ちですか?
若様「際どいところをついてきますね」
――せっかく、お2人が揃うまでタイムラグがあるんですしね。ククク。
カンノさん「身長とかは小さめなんですけど、声とか凄く大きくて、ライブでもダイナミックに動く人ですよね」
若様「ちなみに佐藤さんが痩せてるのはですね、彼女すごく筋肉質なんですよ。ごはん食べるとすぐ、ガーッと体温上がって燃やしちゃうんですね」
――燃費はともかく、肥満がちの人からすると羨ましい体質なんですね。
カンノさん「佐藤さんは声が可愛くて、ツインテールが似合いそうで……あとは……トークも面白いし、パワフルだなって……。それから、かばんの中にお菓子を入れている人」
――どういうことでしょう。
カンノさん「私がダイエットをしてます、って言ってるのに「ユウキちゃんコレ食べる? 食べるかい?」ってお菓子を提供してくれるんです。大量にお菓子をくれます」
※佐藤さんはお菓子をくれる人らしいです
若様「あ。噂をすれば佐藤さん、来たみたいですね。連絡入りました」
(ズドドドという駆け足とともにドアがガチャ! バーン!!)
佐藤さん「んもーホントすいません申し訳ないです私もねー何故かスケジュールにねー」
――お疲れ様です。では、さっそく佐藤さんにもうかがってまいります。
佐藤さん「ホント申し訳ないですよろしくお願いしますもうホントにー」
■佐藤さんから見たカンノさん
――ではこの流れで、佐藤さんからカンノさんを見て、どんな印象をお持ちですか?
佐藤さん「……(カンノさんを見てニコ)」
カンノさん「……(佐藤さんを見てニコ)」
――微笑み合うふたり、なのだった。
佐藤さん「えーとですね(笑)。雰囲気や個性、“自分”というようなものがしっかりとあるアーティストだと思うんですよね。それは声でもあるし、パーソナルな部分でもあるし。凄く大切なことですよね。唄っている時の雰囲気や声に、物まねではない“自分”を持っているアーティストですね。カップリングの「Love and Fate」は、特に彼女の個性が出ているのでぜひ聴いていただきたいです」
――アーティストとしてではなく、「女の子」としてはいかがでしょう。
佐藤さん「純粋無垢で真面目、集中力を持ってますね。こちらの意図を伝えると、ちゃんと理解して次の瞬間には直っているし。マイペースでポワーンとしたところもあるんですが、彼女の真面目さとかを理解できない人には誤解されちゃうかも(笑)。うーん、うまく言えなくてすいません」
■今回の佐藤さんは?
――佐藤さんは、ご自身もボーカリストとして活躍中ですよね。今回の収録には、どのような形で携わっていらしたんでしょう?
佐藤さん「制作ディレクターとして参加しています。まず『あまつき』の歌を収録するにあたって、“こういう曲を作って下さい”っていうオファーをいただくわけじゃないですか。その時点で佐藤が考えうる最高の布陣を用意しまして、ユウキちゃんに収録に向けてのアドバイスをして、という感じです。あとは作詞家・作曲家・アレンジャーさんたちとのやりとりやミキサーさんなどの手配をしたりという、事務的なことをやったりとか(笑)」
若様「事務“的”て(笑)。事務でしょうそれは」
佐藤さん「うんまぁ、スタジオ取ったりとかね(笑)。人と人を繋ぐお仕事をするわけですが、今までに培ってきたいろいろがあったからこそ曲が出来上がったんだなぁと思っています」
――そういったディレクションのお仕事って、佐藤さんにとってはいかがですか?
佐藤さん「これが凄く楽しいんですよ。人と人を繋げて、いろんな人たちの役に立って、という喜びもあるので。ゼロからどんどん出来上がっていく様子を見るのはやっぱり、やりがいもありますし達成感もありますね」
――現役ボーカリストならでは、現役ボーカリストだからこそできる! そんなディレクションって、あったりしますか?
佐藤さん「自分でボーカリストやってきて思うことは、やっぱりですね、調子が悪いことってあるんですよ。それは純粋に体調が悪かったり、あるいは精神的にテンションが上がりきれなかったりということもある。いろんな調子の悪さが、ボーカリストを襲うこともあると思うんですね。そんな状態の時、ボーカリストの気持ちが分かるっていうのは、自分がディレクションをする立場になったときに最大限に武器になるのではないかなって。ボーカリストをを大切にケアしていきながら、力を120パーセントで出してもらって、本人も気づかないパワーを引き出すことができたら……。それはディレクターとして、本当にとても気持ちのいい瞬間じゃないかなって。そういう喜びを知ったので、ディレクションも続けていきたいと思っております」
若様「まさにそこですね。何しろ佐藤さんは現役のボーカリストなもんで、「こうしたらスッと声が出るよ」というアドバイスなんかも凄く的確なんです。佐藤さんのアドバイスを入れてから、しばらくして収録を再開すると、やっぱり違う。現役アーティストがディレクションしているからこそですよね。A&Rのボクとしては、次も佐藤さんにお願いしていきたい。……この記事が出たら、佐藤さんのディレクターとしての仕事が増えたりして(笑)」
佐藤さん「MA☆JI☆DE!?」(※ホントに言った)
――うわビックリした!
佐藤さん「ちょ、マジでお願いしますよ!(素の表情で) いまのこれ、書いといて下さいね! 証拠になるので!」
――あ……はい……分かりました……。
■佐藤さんとカンノさん
佐藤さん「ユウキちゃん、収録はどうだった?」
――あれ。
若様「インタビュアー、仕事取られてますよ」
――いや……ここは見(けん)っ……任せるっ……流れにっ……!
佐藤さん「収録についての印象はね、私からも、改めて聞いてみたかったんだー」
カンノさん「練習はたくさんしたんですけど……」
佐藤さん「うんうん」
カンノさん「出し切れたのかな……とか、やり残してることないかな……とか」
佐藤さん「そうねー、ユウキちゃんの成長が、この1枚で伝わるかもしれないですね。ユウキちゃんは葛藤しながら、歌の世界を表現していったんですよ。特に「Casting Dice」は彼女がこれまで出会ったことのないタイプの歌だと思うんですよ。まず音数が少なくてごまかしがきかないし、ミディアムテンポで早くも遅くもない。非常にテクニックを求められる曲なんですよ、「Casting Dice」は。その中で一生懸命表現した、唄った曲なんですね」
――そういったものが出ている曲である、と。
佐藤さん「手探りでレコーディングが終わった後って、みんな100%やりきった!!っていう達成感は生まれにくいとも思うんですよ。でも、「Casting Dice」で自分なりの課題を出して、頑張ったのが見えるんです。歌に対して向かっていく姿というか、彼女の真面目で素直っていう性格も出てると思うんですね」
若様「成功したプロジェクトでしたね」
佐藤さん「自分もディレクター冥利につきるというか……。作家さんが凄い作品を上げてくださって、これは自分もディレクターとして100%以上の仕事をしなきゃと。作家さんの仕事に後押しされて、みんなが精一杯頑張った現場だったんじゃないかしら」
――ありがとうございます。
佐藤さん「やだ、ちょっと……すっごい真面目なこと言ってませんかね私」
――あーあー、せっかくいいこと言ってたのに。自分で落としちゃった。
佐藤さん「うるさいもう、バカー!」
若様「あーあー、バカが出ました」
――そろそろシメですね。
佐藤さん「バカー!!」
■今後の展開
――今後について、展望などありましたら。
カンノさん「アルバムのリリースや、単独ライブをできたらいいなって思います。特にライブは、どんどんやっていきたいですね」
――それはどうしてでしょう。
カンノさん「実はライブって、あんまり得意じゃないので……。逆に得意分野にしていきたいという感じです」
若様「7月21日(月祝)に、フロンティアワークスが関わるライブイベントを企画していまして。そこにカンノも出る予定ですよ。他の出演アーティストの皆さんに胸を借りて、ステップを1つ上がる感じですね」
佐藤さん「ユウキちゃんに関しては、「Casting Dice」における姿勢といい、「Love and Fate」の“歌に載せた、伝えたい想い”といい、このマキシで彼女らしさが非常に出ていると思います。私自身も、やっていきたい仕事の内容が今回のような「新人を育てる」っていうことなので、続けていけたらいいなって考えています。もちろん自分も、ボーカリストとしての仕事を続けていきますので、今年もずっとやっていけたら幸せだなと」
■読者にメッセージを。
カンノさん「2つの曲にかけた想いが、CDを通してみなさんに伝わってくれたらよいなって思います。まる」
佐藤さん「どちらの曲も、輝くような情熱が詰まっているんですね。それは作詞家も、作曲家も、アレンジャーも、ボーカリストも、そして私も、それぞれの情熱が詰め込まれています。静けさの中にある激しさや、込めた魂の部分を感じていただけたら幸いです」
――ありがとうございました!
![]()
▲左・カンノさん、右・佐藤さん。
ゆっくり訥々と話すカンノさんと
勢いのある佐藤さんは、
素晴らしく“噛み合って”いました!
カンノユウキ1stマキシ
『Casting Dice / Love and Fate』
■発売日:2008年5月21日(水)
■価格:1,260円(税込)
■発売元:フロンティアワークス
■関連サイト
・JEWELRY BOX(カンノユウキ オフィシャルウェブサイト)
・ひろみねっと(佐藤ひろ美オフィシャルウェブサイト)
・フロンティアワークス
(C) 2008 高山しのぶ・一迅社/千歳コーポレーション
投稿者 電撃萌王 : 2008年05月21日 22:53
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