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第1巻発売記念! あごバリア×鈴平ひろ、『R・G・B!』を大いに語る――「スク水という文化は残していかなければならない」
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小説とコミックが合☆体!
『R・G・B!』の第1巻が発売されたことを記念して、
シナリオ・あごバリア先生と
イラスト・鈴平ひろ先生にお話をうかがいました。

電撃萌王誌上にて、小説とコミックのダブル連載が行われている『R・G・B!』。
日常をメインに描く小説版はあごバリア先生×鈴平ひろ先生のコンビが、
魔法少女としての活躍を描くコミック版はシロガネヒナ先生が、
それぞれ担当しています。

小説とコミックというニ方向からの展開が進む本作ゆえに、
単行本も2冊合体で刊行! その第1巻が、12月18日(土)に発売されました。

小説+コミックで、2冊が合体! このような形で販売されております。

第1巻発売を記念して、今回はシナリオのあごバリア先生と
イラストの鈴平ひろ先生にインタビュー!
誕生のいきさつから今後の展開まで、幅広く語ってもらいました。




【CREATORS PROFILE】

■あごバリア
シナリオライター。『くれいどるそんぐ』や『Flyable Heart』、『Stellar☆Theater』など多数の作品に参加。ペンネームの由来は某横スクロールSTGに登場するボスキャラで、別にご本人のアゴがバリアのごとく張り出しているわけではない(むしろ整っていて男前)。ちなみに『くれいどるそんぐ』は温かくて優しいナイスなゲームなので、ファンタジー好きの御仁は一度プレイしてみるとよい。


■鈴平ひろ
『Piaキャロットへようこそ!!3』を始め、『ヨスガノソラ』や『Stellar☆Theater』ほかさまざまなゲームで原画を担当した人気イラストレーター。華やかで個性的な絵柄が好評を博しており、小説の挿絵などにも参加している。





■『R・G・B!』 はじめて物語
――ではまず、『R・G・B!』という作品が誕生したいきさつからお聞かせ下さい。

鈴平ひろ先生(以下、鈴)「電撃の担当さんと、Webと連動しつつ二重三重の展開を仕掛けられる作品をやりたいね、とお話をしていたのが最初だったと記憶しています」

あごバリア先生(以下、あ)「怪盗と魔法少女のコンセプトとか、ベースは鈴平さんが作ってくれたんだよね」

鈴「いやーでも、1人で絵を描きつつお話も考えて、というのは無理がありましたから(笑)。シナリオは、本業のあごバリア先生にお願いしました」

――そうこうして萌王誌上での小説連載が始まるわけですけれど、何か意図するところはありましたか?

あ「萌王の誌上で連載するときは、描くテーマを“日常”にしようと思っていました」

――ほう、なぜでしょう。

あ「萌王での小説連載はスピンオフ的な位置づけで、日常を描くことに特化していきたいなーと。「魔法&怪盗サイド」と「日常サイド」を並行することで、『R・G・B!』という作品の魅力を違った方向から見せられたらいいなと考えました」

――なるほど、確かにコミックの『R・G・B!』(作画:シロガネヒナ先生)は魔法少女と怪盗の面を押し出してますね。

鈴「日常サイドの方が先に連載を開始したので、最近読み始めた人はコミック版を見て「魔法???」とか思われたかもですね(笑)」

あ「もちろん魔法少女の設定がなくなったわけではないので、これからは小説の方でも魔法の存在を出していきたいと思っています」



■志木三姉妹+乱入の橙夏!
――それでは続いて、志木三姉妹についてお聞かせ下さい。

鈴「タイトルの『R・G・B!』が示す通り、キャラクターデザインは光の三原色をモチーフにしています。性格設定に合わせて、髪型も設定していった感じですね」

あ「キャラクターが固まって連載を始めてみたところ、これがまた、各キャラが動く動く! 当初の狙いとはいい意味で違う方へ尖るキャラも居て、興味深かったですね」

――では、各キャラについてうかがいましょう。
 
 

■志木 翠(しき みどり)
志木三姉妹の長女。ナイスバディでちょっぴり天然、白斗(主人公)が大好きでたまらないお姉さんだ。実は、高いIQを誇るチョー天才少女。内心こっそり恐ろしい計画を練っていたりする。

あ「翠ねぇって、天才少女なんですよね。なので魔法サイドでは参謀的な立ち位置になることが多い」

鈴「日常パートは「いいお姉さん」で描かれてますね」

あ「サービス要員みたいにするつもりは、最初はなかったんですが(笑)。せいぜい白斗を甘えさせてあげたり、っていうくらいで」

鈴「違う方に、尖りましたよね……」

あ「連載を始めてみたら……ハチャメチャで、イタズラもしちゃうオネーサンになっていった感じですね。ン? でもこれ面白いぞ? ということで、むしろこっちで行くかと!」

――まさしく「キャラが動いた」わけですか。

あ「お色気方面に走りすぎて、あんまり“いいお姉さん”してるところを書いてあげられてなかったんですが。藍(三女)が病気になった回で、ようやく翠の“いいお姉さんぶり”を書いてあげられたかな、と」
 
 

■志木 浅緋(しき あさひ)
志木三姉妹の次女で、主人公・白斗の同級生。活発な性格ながら、なかなか素直になれない照れ屋さん。料理が得意という強力な特技を持ちつつも、読者人気は……アレレ?

――読者人気では、どうにも伸び悩んでいる感のある浅緋ですが。

あ「いわゆるツンツン型で照れ屋だから、あんまりガッと行かないんですよね」

――そーゆーキャラが受けないご時勢なんでしょうかねぇ。ウチの若いのにも「受け身好き」が多いですよ。女の子から告白されるシチュとか、攻め込まれる展開がサイコー! みたいな。

あ「ご時勢でしょうかねぇ」

鈴「でも浅緋、花見の回の一番最後で、酔って寝ちゃった藍に毛布を持ってきてあげたりしてますよね」

あ「そうそう。翠や藍が白斗にアタックかけてるところには、浅緋って混ざっていかないんですよ」

鈴「空気の読めるいい女なんです!」

(一同笑)

鈴「4人目(=橙夏。後述)も出てきたし、浅緋のパワーアップを図らないと!」
 
 

■志木 藍(しき あい)
志木三姉妹の三女。基本的にはクールで素直ないいコだが、白斗のこととなると感情をムキ出しにする場面も。萌王12月号の連載小説では、橙夏(後述)が白斗に対して猛烈なアタックをかけ始めたことに逆上。お色気展開への踏み出しをためらう浅緋に向かって「やれ」と冷たく言い放っていた。

――さて、三女の藍ちゃん。ダントツ人気ですね。

あ「こういう娘がウケるんですな!」

鈴「白斗に対しては素直なんですよね。好意を隠そうとしないし。白斗が鈍感なだけで(笑)」

あ「あとはアレでしょうか、スクール水着」

一同「「「あー(笑)」」」

――でも、今どきの学校ってスクール水着を採用してるんでしょうか?

あ「……」

――?

あ「文化は残していかなければならない

――!?

あ「かつてスクール水着という、素晴らしい文化が存在したことを! 後世に伝えねばならんのだ!」

――あご先生、キャーステキ!!

あ「そしてブルマも忘れてはならんのだ!」

鈴「小4くらいで、進んでる娘からブルマの外に上着を出すようになるんですよね」

――は、はい!? 進んでる娘?

鈴「進んでる娘というか、“女子力”の高い娘ほど、体操着の裾を出すようになるのが早かったんですよねー」

――ブルマ着用の場合、体操着の裾を出している方が可愛い……と?

鈴「女子はそう考えていました(笑)」

※体操着の裾……
体操着(上着)の裾は、ブルマの中に入れるか? 外に出すか?
しばしば激しい論争の火種となる命題である。
中入れの場合、腰の美しいラインや完成されたフォルムを楽しめる。
外に出した場合、ブルマそのものが裾で隠されることによって
チラリズムが演出されるようになる。また外出しは、上着の裾が
めくれることで“ヘソちら”や“ブラちら”なども要素として追加されてくる。
外か。
中か。
このへんの葛藤については、萌王2010年2月号の「餓萌伝GIRL」6話に詳しい。
お手元にあります方は是非ご一読を。
……藍ちゃんの話からすっかり脱線してしまった。
 
 

■志木 橙夏(しき とうか)
三姉妹とは従姉妹の関係。初登場はコミック版の方が早く、小説パートには萌王2月号からの参戦。活発でストレート、白斗にもガンガンアタック! かき回し役が登場し、恋の鞘当てはますます激しさを増すこととなる。

鈴「構想自体は最初からあったんですよね、橙夏」

あ「そうですね。でも連載開始時は、三原色でそのまま三姉妹の方が分かりやすいかなと」

鈴「魔法の才能でも秀でたものを持っていますし、ライバルの登場で浅緋も恋愛を自覚するようになるかも……?」

あ「白斗も自覚し始めたり……!?」

――そのへんも含めて、今後の展開を聞かせて下さい!



■今後について
あ「小説は読者の方に選択肢を選んでもらって、のちの展開を決定する形式ですが」

――はい。

あ「あからさまなお色気ではない選択肢に、フラグの進行を仕込んであったりします」

――!!

あ「でも、仕込んだ選択肢ってあんまり選んでもらえないんですよねー(笑)」

――お聞きになりましたか、皆さん! 色気ばっかりに目を奪われると、好きなキャラのフラグが進まないかもしれませんよ!

あ「今後は「歴史が動いた!」的な選択肢も出したいですね」

――歴史が動くとサービスが減る?

あ「いやそれはない(キッパリ)。どの選択肢を選んでもサービス要素は必ず入れます(笑)! コスチュームやシチュだけでなく「その選択肢に突入したら、ふたりはどうなる?」と妄想を膨らませながら選んでいただければ幸いです」

――なるほど、自分自身が白斗であると思いながら……ってことですね!?

あ「そうですね。『R・G・B!』の作品中に“白斗以外の男性キャラ”も出てはきますけども、オイシイ目を見るのは白斗だけなんですよ。これは今後も変わりません。白斗は名前が示す通り、何色でもない白なんですよ。読者の皆さんの分身だと思って下さい」

――二次元に分身とな!?

あ「読者イコールあなたが、あの世界で実体化したのが白斗であると思って読んでいただければ。小説の方は日常を描くことに特化していますが、今後は小説の方でも魔法三姉妹の設定を採り入れてみたいですね。似たような展開にならないよう注意しながら、季節感と関係ない話も作っていきたいと思っています」

鈴「来年はもう少し広げたいですねー。4人目・橙夏も出てきたし、浅緋のパワーアップを、まずは目標にしたいです!」

――ありがとうございました!
 
 
というわけで、『R・G・B!』第1巻はただいま好評発売中。
1冊で小説(=日常)もコミック(=魔法&怪盗)も楽しめる
セット形式での販売です! ぜひ一度、お手に取ってみてください。
 
 
『R・G・B!』第1巻
■原作:あごバリア
■キャラクターデザイン・『R・G・B!』作画:鈴平ひろ
■『R・G・B! ザ・コミック』作画:シロガネヒナ
■定価:1,470円(税込)

 
 
■関連サイト
『R・G・B!』公式サイト
鈴平ひろのお仕事ぶろぐ
 
 
(C)鈴平ひろ・あごバリア/アスキー・メディアワークス

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